第63回全日本スキー技術選手権大会

第63回全日本スキー技術選手権大会

UP 2026-03-27
報告者教育部
実施日程 2026.03.04 ― 2026.03.08
実施場所秋田県たざわ湖スキー場

2026年3月4日~8日、 秋田県たざわ湖スキー場にて第63回全日本スキー技術選手権大会が開催された。この大会の男子優勝者は、京都府代表の奥村駿選手(ファーレンスキークラブ)が初優勝と栄冠に輝いた。また、杉山喜規(ファーレンスキークラブ)、平岡知樹選手(福知山成美高校)、中尾愛彩選手(同志社大学ルナティックススキークラブ)の合計4名の選手が出場し、以下の成績を収めた。
京都府選手の成績

予選

選手名 Long-turn Mogul Free Combination
on Wave
Short-turn 総合得点 順位
奥村 駿 271 (1) 273 (1) 278 (1) 276 (1) 1,098 1
杉山 喜規 262 (49) 254 (154) 268 (13) 269 (19) 1,053 38
平岡  知樹 250 (224) 259 (91) 248 (218) 251 (226) 1,008 197
中尾 愛彩 227 (147) 251 (98) 238 (134) 232 (144) 948 141

決勝

選手名 Free Combination
on Wave
Middle-turn
Material Regulation
Short-turn change
Rhythm
Mogul 総合得点 順位
奥村 駿 Cancel 275 (3) 275 (2) 279 (11) 1,920 1
杉山 喜規 Cancel 269 (21) 262 (75) 255 (102) 1,839 55

スーパーファイナル

選手名 Long-turn Middle-turn
to Short-turn
Middle-turn 総合得点 順位
奥村 駿 286 (1) 285 (2) 287 (2) 2,778 1

 

60回、61回、62回大会と、過去3大会連続で準優勝に終わっていた奥村駿選手が、ついにその壁を打ち破った。今年は序盤から圧倒的な強さを発揮し、2位に大差をつけて悲願の初優勝を果たした。予選から全種目で1位を記録するなど、その仕上がりは群を抜いていた。決勝は一転、荒天との戦いとなった。国体コースで予定されていたフリー種目は、コンディション不良によりキャンセル。天候は最後まで安定せず、競技は黒森ゲレンデで3種目のみ実施される異例の展開となった。それでも奥村選手は動じなかった。攻めのラインを選びながらも大きなミスは一切なし。安定感ある滑りで13ポイント差の首位を守り、最終日のスーパーファイナルへ駒を進めた。迎えた最終日も、奥村選手は“守り”に入ることはなかった。観客を魅了するアグレッシブな滑りで、ロングターンは1位。ミドルターンからショートターン、モーグルはいずれも2位と高いレベルでまとめ、最後まで集中力を切らさず滑り切った。結果は2位に20ポイント差。文句なしの内容で、堂々の初優勝を決めた。

杉山喜規選手は、昨年の初出場で決勝進出を果たし、着実に経験値を積んできた。今シーズンはさらなる飛躍を狙い、予選を38位で通過。スーパーファイナル進出へ、わずか5ポイント差に迫る健闘を見せた。決勝ではスーパーファイナル進出を懸け、果敢な攻めの滑りで勝負に出たが、勢いが勝ったか、2種目でミスが響き減点。順位を落とす結果となった。それでも最終順位は55位。昨年から大きく順位を上げ、確かな成長を示して大会を終えた。

平岡知樹選手と中尾愛彩選手は、ともに今大会が全日本初出場。京都予選、近畿予選と調子を上げてきただけに期待も高まったが、全国の舞台ならではの緊張感もあってか、ポイントを伸ばし切れず、惜しくも決勝進出はならなかった。また、坂本京太郎選手は補欠選手としてチームに帯同。大会期間中はフォアランナーとして出場し、会場を盛り上げる重要な役割を担った。全4日間にわたる熱戦を終え、選手、補欠選手、そして応援に駆けつけた多くの皆さまに感謝を申し上げます。京都府選手団一丸となって戦い抜いた今大会。温かいご声援、誠にありがとうございました。


表彰される奥村駿選手


スタートを待つ奥村駿選手

 


63回技選全成績表