京都府スキー連盟(SAK)は、1932年(昭和7年)に京都府のスキー界を統括すべく、当時府内で活動中の有力6クラブが集まり「全京都スキークラブ連合」と称して創立しました。
二年後の1934年には、新たに4クラブの参入の下「京都府スキー連盟(SAK)」と改称、(公財)全日本スキー連盟(SAJ)に加盟し新たなスタートを切りました。数々の混乱や社会情勢が大きく変化していく中、それらに柔軟に対応し今日に至っています。
今般、90周年を迎え、心機一転頑張っていきますので、ご支援の程よろしくお願いいたします。
2024年シーズンを迎えるにあたり、ひとことご挨拶を申し上げます。
平素は京都府スキー連盟の活動に対し、多大なるご支援、ご協力を賜りまして誠にありがとうございます。この場を借りて厚く御礼を申し上げます。
さて、今からちょうど100年前の1924年、ウインタースポーツの祭典、第1回冬季オリンピックがフランスのシャモニーで開催されました。レルヒ少佐によって日本にスキー技術が伝わったのは1911年でしたが、日本人が参加したのはそれから17年後、1928年スイスのサンモリッツで開催された第2回大会からでした。この時の日本人選手はノルディック競技の6名だけ、当然メダルなどに届く筈もなく、オリンピックで日本人選手が初めてメダルを手にしたのは、皆さんご存知のように1956年のイタリア・コルチナ大会、アルペン競技での猪谷千春の偉大な銀メダルで、現在に至るまでアルペンでのメダルはこれ一つです。因みに“ノルディック”はノルウェー・スウェーデンなどの北欧が発祥だからドイツ語の『北の・・・』という意味、フランスやスイス・ドイツなどの中欧発祥の“アルペン”はフランス語の『アルプスの』という意味です。
オリンピックと比べるのはおこがましいですが、京都府スキー連盟でも昨年、ユニバーシアード世界大会のスキークロスで中西凜選手が初優勝、スノーボードの木俣椋真選手が世界選手権で銀メダル、奥村駿選手が全日本技術選で西日本初の総合2位などSAK始まって以来の快挙を成し遂げてくれました。今までにない盛り上がりを見せている京都のスキー界ですが、心配なのは今年の猛暑のような異常気象、地球規模で起こっている気候変動です。我々スキーヤーは自然の味方なくして活動することができません。昔は「冬になれば雪が降る」は常識でしたが、最近の異常気象の中では北海道でさえどうなるかわかりません。
初期の頃の冬季オリンピックはまさに天候との戦いであったと記録されていますが、最近では造雪機などの技術の進歩や資金豊富なオリンピックなどのビッグイベントは多少の暖冬でも開催することは可能です。しかし、我々一般スキーヤーにとっての活動場所や期間はますます厳しいものとなるでしょう。
我々は自然の力に勝つことができませんが知恵を出すことはできます。皆さんも様々な工夫をして、有意義なスノーライフを過ごしていただきますよう、加えてスキー界発展のため、関係各位のより一層のご支援・ご協力を賜りますようお願い申し上げまして、2024年度シーズンのご挨拶とさせていただきます。
名称 | 京都府スキー連盟英文名称 Ski Association of KYOTO | |
創立 | 1932年(昭和7年)10月1日 創立 1934年(昭和9年) 5月1日 全日本スキー連盟加盟 |
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設置目的 | 京都府内のスキー界を代表して、スキーなどのスノースポーツの健全な普及・振興を図り、もって府民の心身の健全な発達に寄与するとともに、加盟団体及び関係諸団体との融和を図る | |
事務所 | 〒601-8047 京都市南区東九条下殿田町70 京都府スポーツセンター内 |
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事業 |
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役員 |
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評議員 |
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加盟 登録 |
所属団体 | 登録会員 |
50クラブ | 2023年度 892名 | |
有資格者数 |
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いずれも 2023年(令和5年) 7月31日現在
加盟団体、会員、有資格者、競技者の登録や連盟加入等の各種手続きなどのサポート業務、評議員会や理事会等の運営、収支の総括などの業務を担っています。
SKIなどのスノースポーツの普及・発展、その教室や研修会、大会等の運営の統括、インストラクターなど有資格者の養成・育成等を担う部門です。多くの指導員、検定員、技術競技選手等が在籍しています。
選手の技術向上や選手層の拡大・育成、合宿や競技大会運営等を統括する部門です。アルペン、クロスカントリー、モーグルなどのジュニアからマスターズの競技選手が多く在籍しています。
所在地 | 〒601-8047 京都市南区東九条下殿田町70 京都府スポーツセンター内 |
連絡先 | TEL:075-692-3487 FAX: 075-692-3971 お問い合わせフォーム |
業務時間 |
月~金曜日 12:00 ~ 16:00
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