京都府スキー連盟は、1932年(昭和7年)に京都府のスキー界を統括すべき、当時府内で活動中の有力6クラブが集まり「全京都スキークラブ連合」と称して創立、二年後の1934年に新たに4クラブの参入の下「京都府スキー連盟」と改称、SAJに加盟し新たなスタートを切り、数々の混乱や社会情勢が大きく変化していく中、それらに柔軟に対応し乗り越え今日に至っています。
2022年(令和4年)には創立90周年を迎えた中、スキー界の現状を深く認識し効果的且つ効率的な事業等の執行が行えるよう連携を密にし取組んで参りますので、今後ともご理解ご支援の程よろしくお願いいたします。
2026年シーズンを迎えるにあたり、ひとことご挨拶を申し上げます。
平素は京都府スキー連盟の活動に対し、多大なるご支援、ご協力を賜りまして誠にありがとうございます。この場をお借りし厚く御礼を申し上げます。
今年の夏も記録ずくめの暑さで、「本当に冬はやってくるのだろうか?」と心配になるほどでしたが、10月に入ると季節の歩みを感じるようになってきました。長期予報ではこの冬は寒くなるそうで、降雪量は多めという予想が出ています。
そんな中、年が明ければいよいよイタリア・コルティナダンペッツォオリンピック、コルティナはスキーの聖地とも呼ばれ、1956年以来70年振りのオリンピックが開催となります。この大会の男子回転で猪谷千春が日本初の銀メダルを獲得した相性の良いスキー場で、日本人選手の活躍が期待されるところです。 この要覧が発刊される頃には、我が連盟から光華SC所属の中西凛選手のスキークロス出場が決まっているかもしれません。京都からスキーのオリンピアンが出る・・・そうなればまさに歴史的快挙、是非みんなで熱い応援を繰り広げたいと思います。
そして、国内に眼を向けると、全日本スキー技術選手権大会で惜しくも準優勝に終わりましたが、奥村駿選手が京都初のナショナルデモンストレーターに認定されました。今まさに京都府スキー連盟94年の長い歴史の中で大きく盛り上がる時期を迎えており、この火を消すことなく、未来に繋げてゆくことが我々全員の役目だと考えています。
さて、相変わらず、国内スキー人口の減少や中小スキー場の閉鎖は続いていますが、インバウンド客の増加には目を見張るものがあり、我々がよく利用する長野県内でも有名スキー場の国際化が進んでいます。結果、スキー場の物価は高騰し、国際スキーリゾート指向とそれが出来ないスキー場の二極化が進んでいます。日本へ押し寄せる自国のスキー客を見てビジネスチャンスと捉えたのか、お隣の韓国では2月に“第1回国際スキー技術選手権大会”が予定され、武田竜や奥村駿はじめ多くの日本選手が出場します。中国では東京ドーム2個分の大きさ、ゲレンデ長460mを誇る世界最大の屋内スキー場も開場し、スキー熱が髙まっていますが、LCC運賃や宿泊費、2~3時間で行けることを考えるとこれからは日本を脱出するスキーヤーが増えてくるかもしれません。
このような最近のスキー環境の変化に少し戸惑いを感じますが、これも時代の流れでしょう。
スキーが日本に紹介されてから115年、我々の上部団体である全日本スキー連盟も今年設立100周年を迎えました。板を使って雪上を滑るという行動は100年余りを経て様々なスノースポーツに発展してきました。これからも様々なスノースポーツが生まれてくるでしょうし、それもまた楽しみであります。京都府スキー連盟はスノーライフを過ごす時間の醍醐味をより多くの人々に伝え、スキー界の賑わいを取り戻し、定着していくよう活動することが目的と考えております。
皆様のご理解とご協力、そして皆様のご活躍を祈念しまして2026年度シーズンのご挨拶とさせていただきます。
名称 | 京都府スキー連盟英文名称 Ski Association of KYOTO | |
創立 | 1932年(昭和7年)10月1日 創立 1934年(昭和9年) 5月1日 全日本スキー連盟加盟 |
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設置目的 | 京都府内のスキー界を代表して、スキーなどのスノースポーツの健全な普及・振興を図り、もって府民の心身の健全な発達に寄与するとともに、加盟団体及び関係諸団体との融和を図る | |
事務所 | 〒601-8047 京都市南区東九条下殿田町70 京都府スポーツセンター内 |
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事業 |
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役員 |
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評議員 |
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加盟 登録 |
所属団体 | 登録会員(学連除く) |
50クラブ | 約880名 | |
有資格者数 |
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いずれも 2025年(令和7年) 10月4日現在
加盟団体、会員、有資格者、競技者の登録や連盟加入等の各種手続きなどのサポート業務、評議員会や理事会等の運営、収支の総括などの業務を担っています。
SKIなどのスノースポーツの普及・発展、その教室や研修会、大会等の運営の統括、インストラクターなど有資格者の養成・育成等を担う部門です。多くの指導員、検定員、技術競技選手等が在籍しています。
選手の技術向上や選手層の拡大・育成、合宿や競技大会運営等を統括する部門です。アルペン、クロスカントリー、モーグルなどのジュニアからマスターズの競技選手が多く在籍しています。
所在地 | 〒601-8047 京都市南区東九条下殿田町70 京都府スポーツセンター内 |
連絡先 | TEL:075-692-3487 FAX: 075-692-3971 お問い合わせフォーム |
業務時間 |
月~金曜日 12:00 ~ 16:00
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